ワーケーションは
“ワーク×バケーション”?

 コロナ禍以降、日本のあちこちで「ワーケーション」が叫ばれるようになりました。一般に、ワーケーションは「ワーク×バケーション」と考えられています。一般社団法人日本ワーケーション協会は、ワーケーションを7つに分類しています。それを見ると、いわゆる「ワーク×バケーション」の「休暇活用型」は、1分類に過ぎないことが分かります。

 立科町では2018年から「立科WORK TRIP」として、ここならではのワーケーションを模索してきました。法人をお客様に、開発合宿、ハッカソン、アイデアソン、オフサイトミーティング、経営・企画会議など、たくさん失敗もしながら徐々に見えてきた、立科WORK TRIPだから提供できるワーケーションをお伝えします。

忙しい企業人こそ活用してほしい。
“かゆい所に手が届く”ワーケーション体験

①コーディネーターが滞在期間を最適化
 立科WORK TRIPでは、「信州たてしな観光協会」の専属コーディネーターが、ワーケーションのコンシェルジュとして対応します。
「初めてで何をどうすればいいか分からない」という方から、「がっつり開発合宿をしたい」「機密性の高い会議もしたい」「2泊3日でプロジェクトを完遂したい」「空いた時間にサクッとアクティビティをしたい」「子連れで参加したい」「貸し切りがいい」……etc.まで、ご希望に応じてワーケーションを丸ごと最適化します。
 迅速な見積もりはもちろん、宿のセレクト、目的に応じた提案など、きめ細かく柔軟なパッケージ提案ができるのは、専属コーディネーターがいる立科町ならでは。
問い合わせをいただく企業様の6割がワーケーション初体験。立科WORK TRIPの問い合わせフォームには「相談しながら決めたい」という選択肢もあるので、まずはお気軽にお問い合わせください。

②ワークマシマシ
 企業人であるならば、ワーケーションをやるにも会社の決裁は不可欠です。会社が喜んで決裁印を押してくれるワーケーションとは……? そう、“仕事”の成果が出せることが、はっきりしているワーケーションですね。
 立科WORK TRIPは「確実に成果が出せるワーケーション」を目指して、“ワークマシマシ”を実現できる提案に力を入れています。
 実際に体験した方からは、こんな声をいただいています。
「3週間分の仕事を1泊2日でできた」
「開発合宿で、滞在中にしっかり完成させることができた」
「(夏場)エアコンがいらないから、コンディション良好で生産性が上がった」
「短期間で集中して事業計画書を作ることができました」
 仕事の成果が出せるワーケーションを、立科町が強力にバックアップします。

③どの宿泊施設でも同じレベルのワーク環境を
 ペンションからホテルまでさまざまな個性豊かな登録宿泊施設がありますが、どこを選んでも同じレベルのワーク環境を整えられるのも強み。Wi-Fiはもちろん、プロジェクター、スクリーン、ディスプレイといった機材から、模造紙や付箋紙といった消耗品まで、すべて“無償”で貸し出し、設置・撤去の手間はなし。
 宿泊施設がワークスペースなので、移動による時間ロス・体力ロスもありません。
 もちろん宿泊施設は、やりたいこと・規模に応じて、コーディネーターがベストな提案をしますので、お任せください!

④バケーションまで徒歩0秒
 想像してみてください。仕事中にパソコンからふと目を上げると、窓の外に山、湖、森が見える。聞こえるのは鳥のさえずりだけ。カラッとした空気に、思わず深呼吸したくなる――。
 ふだん都会で仕事をしている方にとっては、これだけでもう非日常であり、理想のワーク環境ではないでしょうか。自然豊かでノイズの少ない場所というだけで、バケーション心は十分満たされるのではないかと、私たちは考えます。
 また、ワーケーションだからアクティビティ必須とは限りません。「集合時間めがけてみんなが集まってくるだけでも、チームビルディングになりました」というお客様の声もいただいています。

⑤予約不要のちょっとしたアクティビティ
 そうは言っても、せっかく信州の高原に来たならアクティビティはしたいかも。そんな「ちょっとしたアクティビティで気分転換したい」という時に、予約不要でサクッとできるアクティビティが複数あるのも、この地ならでは。たとえば夏ならば、SUP、カヤック、BBQ、星空鑑賞、e-Bike、パターゴルフ、など。
 もちろん、“遊びマシマシ”のワーケーションがご希望であれば、ばっちり対応します。

理想のワーク環境を体験

 今後、「親子ワーケーション」のお手伝いも予定しています。親が働く姿を子どもに身近に感じてもらうという一味違ったワーケーション、他にもやっているところはありますが、いずれも小学生が対象です。立科WORK TRIPでは、乳児含む未就学児がいるご家族も大歓迎。
 小さなお子さんを抱えて、「職場と生活の場がもっと近ければ……」と悩む方も少なくありません。新しい働くかたちをシミュレーションしていただきながら、お子さんの“職育”にもなるという、今までにないワーケーション体験になりそうです。

 私たちは、ワーケーションは理想のワーク環境を体験できる取り組みと捉えています。入口は一時の非日常体験ですが、「働き方」「働く意味」さらには「生きる意味」という、長い射程で仕事を考えるきっかけにもなり得ると考えています。

 立科WORK TRIPは、大自然がもたらすリラックス感に、使い勝手のよいワークスペースを組み合わせた最高のワーク体験を、「ワーク×ロケーション」「ワーク×イノベーション」「ワーク×シミュレーション」「ワーク×エデュケーション」といったさまざまな切り口で、これからも提供していきます。

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